ビジネス の 生き残り も 共存 がキーとなる!
共存 という言葉は、求めていないのに/嫌々でという意味で使う場合がありますが、 ビジネス では、出来れば、良い意味での共存を心がけたいものです。一組織で出来ないことも、多組織で出来ることもあります。共存と言っても、色んな共存があると思います。 生き残り をかけたビジネスで使うの共存について考えてみましょう。
基本的には良い意味で
共存とは、同時に二つ以上のものが共に存すること。特に、自分も他人もそろって生存すること。
意味であるように、お互いが同じ土俵で存在する/存在していることを指します。
どちらか片方が同じタイミングで、同じ土俵に上がっていない状態では共存とは言い難いということです。
しかし、ビジネスでは、同じ土俵に上がっていても敵対関係など対立した場合は、共存とは言えません。
では、どのような要素が重なると、共存といえるのでしょうか?
要素として挙げられるのが良好な関係、いわゆる、winwinの関係だと思います。
ビジネスで避けられない関係として、主従関係や上下関係などがあげられます。
この場合に共存関係は成り立つのでしょうか?
どちらかの権限が強い/弱いがありますよね?
このような場合でも主従関係、上下関係とも共存できる可能性があります。
見極めとしては、下位の立場の方が、利益・恩恵を受けているかどうかです。
下位の立場の方が、利益を受けているということは、上位の立場の方を良い意味で利用しています。
この場合は、winwinな関係なわけです。
上下関係の共存
上下関係における共存は、組織の体制に依存する場合が多いですね。
この場合、上位の立場の方、いわゆる上司の方が知識・スキルが高い場合が、通常の前提条件と考えられます。
マネジメントする/されるという支配関係があるため、中々共存という感じはしませんよね?
しかし、この場合でも共存関係が成り立つ場合があります。
例えば、下位の立場の方(部下)が、上司から知識・スキルを盗む、指導してもらうなどすることで、上司が長年かかって培ったものを短期間で取得することが可能です。
上司からの指示に従って、部下が業務を遂行する。
これは組織として当たり前の話ですが、その中でも、得れるものを模索するために、いかに共存関係を築き上げるか。
これが上下関係における共存だと考えます。
あくまでも一例ですが、立場・状況を活用することで、上下関係における共存は成り立ちますね。
主従関係の共存
主従関係における共存は、難しいですね。
何らかの理由があって、主の方が、物理的な力や権力が強いわけです。
しかし、よく考えてください。
主従関係は明らかな共存関係です。
主の人間は、従の人間を従え、主の目的を達成させます。
従は、主の傘下に入ることで守られ、立場を保証されているわけです。
この場合、従の方が、力・権力が弱いわけですから、winwinな状態です。
主従関係の様な、明らかな力の差であっても、共存は成り立つわけです。
従の方が主を上回った場合、恩恵がないわけですから、共存解消し、主従交代や従の独立など次へ発展していきます。
並列/同列関係の共存
並列/同列関係における共存は、組織の制約・力の関係は関係ありません。
この場合はどうでしょうか?
もちろん、共存が成り立ちます。
しかし、お互いが拮抗関係な可能性があるわけですから、意識して共存を築き上げる必要があります。
お互いを利用するのではなく、お互いのメリットを理解し、恩恵を受ける。
自分にないものを補ってもらうために、強力関係を築くのです。
組織や力関係などの、制約がないので、共存関係の強さは非常に弱いものになります。
しかし、自分にない物を自分で見つけ出し、自分の意思で協力関係を築くことができます。
可能性が無限にあるわけです。
ぜひ自分から、共存が成立する、相方を見つけるようにしましょう!
遠隔関係の共存
さらに、少し毛色が違いますが、物理的な遠隔関係の場合における共存は?
もちろん成り立ちます。
例えば、時差がある場合のビジネスは、24時間稼働しているようにビジネスを回すことができます。
通常、24時間稼働することはできませんが、時差という物理的な遠隔関係を有効に利用することで、可能としているわけです。
遠距離恋愛もある意味共存関係です・・・お互いの心の穴を埋めてくれる。と話はそれますのでここまで。
さいごに
いかがでしょうか?
お互いがwinwinということを考えれば、どのような関係でも共存することができます。
不満度が高い上下関係や主従関係であっても、視点を変えれば、共存の道を歩むことができます。
要は考え方です。
言い方は悪いですが、いかに利用して、自分の力として利用するのか?です。
今から、共存の輪を広げましょう!