ビジネススキル

フレームワーク の 使い方 はこれだ!

Kuni.W

頭の片隅に覚えておくと便利な『型(フレームワーク)』を知ってますか? フレームワーク とは一言でいうと、先人のが考えた定石です。応用次第で作業効率アップです。フレームワークはいろいろな区分・カテゴリに分類されます。ここでは、良く使われるものを 使い方 事例とともに紹介します。

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課題解決 / 問題解決 思考

ロジックツリー (なぜなぜ分析)

解決したい課題や問題の本質を見極めるために細分化する手法です。見た目が木の根っこのように広がるのでツリーと表現されています。
基本は左から右に記載する場合がポピュラーですが、上から下でも同じです。

1つ上の上位概念に対して、原因を記載する。その原因のさらなる原因を深堀する。なぜなぜ分析とか言われるものもあります。なぜ?なぜ?と問いかけを実施し、答えが出なくなったのが真因となります。

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As is / To be

問題解決するにも、目標がなければ、なりません。
曖昧な目標では、結局は途中で頓挫したり、継続しない場合があります。
目標を立てるには、現状を把握し、そこから、目標を立てるべきです。

[https://ringtrees.com/framework003/]

プロセスフロー・プロセスマップ

コストカットや業務改善などに使われます。
物の流れや、仕事の流れを視覚的に表現し、現状の課題や改善したいことなどをマッピングする。そうすることで、全体のどの部分がボトルネックやウィークポイントであるか視認性を容易にします。サプライチェーンの改善などにうってつけの手法です。
幅広く流れがあるものだけでなく、実務の業務プロセス整理など標準・マニュアル作成などにも使えます。

空・雨・傘

コンサルティングファームなどでも使われている手法のようです。
頭の回転が速い人や、先を見据えて行動出来ている人は無意識にできています。
空・・・雲が出てきたので⇐現状分析
雨・・・雨が降りそう⇐分析・推測
傘・・・傘を持っていこう⇐分析・推測結果からの行動
の頭文字をとっています。判断するには、現状把握、分析、結果行動を起こす。という基本的な考え方が端的に表現できています。

重要度・緊急度マトリックス

重要度(重要/重要ではない)と緊急度(緊急/緊急ではない)の2軸(XYの2軸)で物事を分析します。

  1. 重要かつ、緊急の場合は最重要課題
  2. 重要だが、緊急度は低い
  3. 重要ではないが、緊急の場合
  4. 重要でも緊急でもない

の4エリアの優先順位は番号順の通り。優先すべきは緊急度が高いものということがポイントです。重要度は人により判断が変わりますが、緊急は誰が見ても早々にやらなければならないことです。

論理的 思考

Why so ? / So what ? (なぜそうなのか?だから何?)

物事を細かく考えるブレークダウンスルーをする際に、上から下(なぜそうなのか?)方向で分析すると、途中でつじつまが合わなくなる場合があります。

一度崩れてしまうと、最小単位の項目が的外れになる危険性があります。
その為、上から下だけでなく、下から上(だから何?)方向にも検算することで、矛盾が起こらないように物事を考えることができます。

[https://ringtrees.com/framework002/]

MECE (ミーシー)

M(Mutually)
E(Exclusive)
C(Collectivery)
E(Exhaustive)

の略で、漏れなく、ダブりなくという意味です。物事を論理的に考えるのには、問題や課題、目的など、偏った考えでは成立しません。ニュートラルな考えで、物事を考える基本です。

分析 思考

重み付けマトリックス

複数の項目で評価する場合、言葉では抽象的になり、客観的視点が含まれません。

客観的視点にするために、評価するための項目それぞれに、重み付け(点数)をつけ、合計値で評価するというものです。中には、特定の項目に重みを付けたい場合であっても、係数補正をすることで可能となります。結果をグラフ化すると視覚的にも甲乙見極め易くなりますね。

[https://ringtrees.com/framework004/]

プロコン ( Pros & Cons )

Pros (賛成) と Cons (反対)に記載した一覧表です。

メリット・デメリットという表現でまとめる場合がありますが、メリット・デメリットとの違いは、それぞれの項目に対して、重要度を設けることです。〇・△・✕などで示したり、数字(例えば5段階)で表示することで、言葉ではなく、ランク付けして分析することで、評価だけでなく、問題解決や意思決定などの手段に使うこともできます。


いかがでしょうか?
ハイパフォーマーに一歩近づけましたか?

上記以外にもフレームワークと呼ばれるものは多数あります。
スキルアップ・知識のアップデートで最大限の業務効率を率先して実施しましょう!

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