意思決定 マトリックス で 客観的 な 優先順位 を決める!
物事には 優先順位 を決めなければ、いけない時があります。いきなり全て実行しろ!と言われても、時間・人・などのリソースに限りがあるからです。その場合に 客観的 視点で 意思決定 する必要があります。客観的に点数付けをして、優先順位を決めるには マトリックス が最適です!
経験的・自己中心的にならない優先順位
いくつかの選択肢がある場合に、優先順位付けをしなければならない時があります。
そのような場合に、感覚的に順位付けしてしまうと、経験であったり(楽なものからとか)、自分に都合の良い物から(自己中心的)進める判断をしてしまう可能性があります。
最終的にすべて選択肢をクリアするのだから問題ない!という考えもありますが、少し安易な気がします。
論理的にかつ、客観的に優先順位をつける必要があります。
このような場合に用いられるのが、意思決定マトリックスです。
マトリックス形式にすることで、客観的に!
では、意思決定マトリックスのイメージです。
各選択肢と重みが交わる数値に各重み(係数)を積算します(かける)。
例えば、重みは、コスト(インパクト)や納期(インパクト)など、選択肢に影響する項目を挙げていきます。
更に重みの項目の中でも重要度が変わるため、係数を設定します。
今回の例での結果は、(2×1.0)+(1×2.0)+(2×1.5)=7という感じです。
人や組織によって、同じ項目でも評価値は違いますし、重み(係数)も異なります。
立場による違いをマトリックスを使い、うまく評価できるようになります。
しかし、入力する値によって答えは変わってきますので、
- 評価値は、5段階評価で設定する。
- 重み係数は、優先度が低い物から、1,2,3….もしくは0.5刻みで設定する。
など独自のルールを決める必要があります。
さいごに
マトリックスは表形式で、複数の項目を多元的に整理することができます。
その特性を生かして、選択肢と重みを掛け合わせ、数値として、評価することが出来ます。
数値化することで、客観的な判断にもなりますので、評価した結果の信ぴょう性も出てきます。
資料として非常な重要なことですね。
上手く使いこなすことが出来れば、評価を出すことに悩まず、客観的な評価をすることができます。
まずは、今行っている業務・仕事など、手につかないものがある場合、今やるべきかやらなくてもよいか判断してみてはどうですか?