組織 の 空洞化 の原因は上司の背中…
皆さんの 組織 には中間管理職というポジションの方はいますか?経営者ではなく、現場指揮監督者のことですね。ただ、形だけの中間管理職が多いのではないでしょうか?また、デキる中間管理職も減っているのではないですか?結果組織の 空洞化 が起こります。
どこの現場でも中間管理職が減っている?その実態は?
皆さん、突然ですが上司の方を見ていて尊敬できますか?
上司の方の様になりたいですか?
上司の方について行きたいですか?
上司の方はワクワクしていますか?
全てが、『はい』で答えれた方は問題ありません。かなり恵まれていると思います。(羨ましい…)
ただ、未来永劫その方がずっと皆さんの上司とは限りません。
突然、部署異動になったり、退職されたり…
今の時代何があるかわかりません。現状満足していてもいずれ来るであろう未来に向けて意識しましょう。
さて、ここからが本題。
上述の質問に『いいえ』がある方が大半ではないでしょうか?
それが、現在の中間管理職の欠如に繋がるわけです。
当然ですよね?魅力が無い訳ですから…
なぜ、中間管理職は魅力的なポジションではない?
嫌なこと聞いたり、見たりすると誰しも嫌になりますよね?
それと同じで、苦しいおもいをしている、上司を見ていると憧れも希望も無くなりますよね…
もちろん、当の本人はそういうつもりがなくてもです。
そのような希望がない状態が多いのではないでしょうか?
結果、中間管理職にはなりたくないという人が増え、組織の中間にいるはずのポジションの方が減り組織として、中抜き、いわゆる空洞化が起こるわけです。
このような状態になると早期改善が必要です。
放置するとその空洞が徐々に広がり埋めようがなくなり、最悪の結果は、組織として成り立たなくなり機能しなくなります。
答えは上司の背中…
中間管理職は立ち位置的に葛藤が起こりやすく、苦労する立場です。それは当然なことです
葛藤や苦しみを軽減する方法は、メンバーと共有することです。立場としての判断、責任を押し付けるという訳ではありません。弱みを見せるというイメージでしょうか。
日本人は気遣い、他者優先しがちな人種と聞いたことがあります。
今まで、悪事ばかり働いていた訳ではなければ必ず手を差し伸べてくれます。
結果、1人の苦しみが和らぐことにもなりますし、少なからず配下社員から、何を考えているかわからない、ロボットみたいと思われなくなります。
そのように組織として機能する組織に属していると、中間管理職は嫌なポジションという思い込みを払拭してくれるでしょう。
組織として空洞化がなくなってくるとメンバーの層が厚くなり、組織が組織として機能し始めます。
次に控えているのは組織としてのレベルアップに悩まされると思います。
組織のレベルアップについては、別途投稿します…
まずは、組織の穴がないか見つけ穴を埋め、つまずかないように整地していきましょう。