ポジションスキル
組織にはいろいろな立場(ポジション)や役割があります。
その立場で必要なスキルは意外と明確になっていなかったり、暗黙のスキルなどありますが、当然のことながら明確にすべきです。
ここでは、経験談やいろいろな書籍などから見えてきた、ポジションに必要なスキルの例を記載します。
あくまで一例ですが、各ポジションで保有/理解しておくべきスキルです。人材育成の際に意識していただき生きた組織を創る一助となればと思います。
もちろん、各業界における専門スキルは当然必要です。以下では割愛いたします。
管理者(マネージメント層)
個々組織のまとめ役としてのスキルが必要、経営者とは異なるが、経営の知識を有することで組織の方向性を小集団としてコントロール出来る。
・プロジェクトマネジメント(IPA高度情報処理技術者/PMP国際資格相当知識)
・リーダーシップ(ピーター・ドラッカー著)
・人を動かすスキル(デール・カーネギー著)
・経営学/企業経営理論
など
リーダー(社会人8年目~)
役職の有無を問わず、組織の中心的存在。次期管理者としての意識の醸成や組織の在り方を考え始め、周りに味方をつくる立場。
・リーダーシップ
・コミュニケーションスキル
・問題解決/課題解決スキル(マッキンゼー式など)
・段取り力
・教える技術(行動科学など)
など
担当(社会人2年目~)
後輩が出来、気を引き締め無ければならない立場。プロ意識を持った当事者意識を常に考える立場。仕事の仕組み/組織の目的などを理解するなど幅広いアンテナが必要。
・フォローワーシップ(リーダーシップのボトムポジションのスキル)
・ロジカルシンキング
など
新人(社会人1年目)
一年目であれど、プロ意識は必要。組織の諸先輩を見て貪欲に知識を取得する時期。始めは何がやりたいか明確になっていいないことが多いので目標を立てることは難しいが、対価(給料/報酬)をもらっている以上、甘えは許されないと考えることが第一。
・プロ意識/志