仕事上、他者に指示することってあると思いますが、 相手 が思うように動いてくれないのは日常茶飯事ですか?それは、 動かす 目的・動機を相手が理解してくれていないからだと思います。相手に自発的に 動いてもらう ようにするにはちょっとした気遣い コツ が分かれば簡単です。
今回のご紹介は
『人を動かす』
デール・カーネギー著
タイトルだけ見るとなんか手に取るのが怖いかもしれません。
しかし、実際はリーダーシップに通づるスキルのひとつです。
人の心は読み取り不可。しかし理解しようとすることは出来る。
自分以外の人に動いてもらったり助けてもらったりするには上手くいかない時がありますよね?
なぜ、自分の通りに対応してくれないのか、自分の想定通りに物事が進まないのか…
かなり悩みますよね。悩んで答えが出るなら悩み尽くせば良いのですが、悩んでも…答えは出ませんよね。
そんな時に上手くいかない理由や上手くことを進めるキッカケを与えてくるのがこの『人を動かす』になります。
例えば、いたずらをする子供にもいたずらをする理由がある。
いたずらをされると嫌ですが、いたずらする側にも言い分があるということです。
(いたずらを正当化しているわけではありません。)
それは当の本人にしかわからないので、こちらからみても理解が出来ないのは当然。
ただ、それを理解しようとすることで、解決策であったり、阻止することができるのです。
思い通りにいかなくともめげない。妥協点は必ずある。

これは本当にビジネスの環境では、”あるある”です。
自分の組織の利害だけを考えて発言/行動して全体最適を考えない。
はっきり言って仲間内で何をしているんだということです。
お互いが理解しあえれば、仲介点が見つかったり更なる答えが導きだされたり・・・。
プロなら自分の意見を貫きとおしたくなるのは理解できますが、意味のない喧嘩は理解できません。
同じような環境になった時、少しでも相手の身になって立場になって考えてみると違う価値観が見えてくるのものです。
相手がそういう視点になってくれなければ、こちらが相手の立場になって、優位に導きだしてみてください。
相手を変える前に自分が変えようとすると必ず糸口はみつかるはずです。